子どもの頃からの悩み
消耗の激しい身体
精神的な消耗の激しさからか身体が思う通りに動かないことがままある。
日中の職場で突然猛烈な眠気に襲われたり、翌朝金しばりに遭ったかのようにベッドから起き上がれなかったりする。
幼少期を振り返る
10歳頃まではそのようなことはなかったと記憶している。
11歳以降、この症状が原因で通学や通勤に支障が出始め、同じ頃より抑うつ症状も見られるようになった。
精神的な消耗の激しさはパブリックな場における、一個人としての節度ある振る舞いが求められるシーンで顕著に見られる。
逆にプライベートな場であれば、街中の喧騒や満員電車の中などでも、特段のストレスは感じられない。
ヒトの集団が個々に求める“暗黙の了解”に対する過剰適応によって引き起こされる身体化症状の一部、と主治医は解釈しており、これは個人的な見解とも合致する。
どう対処するか
これに対してどう対処するかが長年の課題である。
目には見えないが確実に存在する不定形概念を、適切な程度で認識するのは難しい。
まったく視えないのも不便であるが、視えすぎる(視すぎる)のもまた不便である。
他人への関心の強さに由来する外向性と、
自我の強いパーソナリティが併存するがゆえの悩みだと思う。
薬物療法を長年試しているが、
心の中はいまだ曇ったまま晴れない。
明日は診察日、せめて空模様は晴れてほしいものだ。